去る6日(金)錦糸町、すみだトリフォニーホール小ホールにて、16回目となる名曲コンサートを無事終了しました。
生徒さんはじめ大勢の方々にお越しいただきましてありがとうございました。
今回のプログラムは前半のギターソロは冒頭にF・ソルのバレー「シンデレラ」より行進曲とOp.32-3アンダンテから始まり、
バッハプロジェクトの第4弾としてリュート組曲No.2 bwv997を演奏しました。
後半のアンサンブルにはヴァイオリンの平山慎一郎さん、武井喜哉さん、ヴィオラの小澤　恵さん、チェロの長谷川晶子さんの共演を得て、ボッケリーニのギター五重奏曲G449とG448「ファンダンゴ」というプログラムでした。
今回のメンバーはヴィオラの小澤さん以外は初めての共演で、ギターとのアンサンブルも初めてとのことでしたが、
音楽の共感とそれぞれの楽器の響きのバランスがとれて、美しく楽しいアンサンブルになりました。
共演者それぞれの人柄と相性が音楽の響きに反映するのですから面白いですね。
アンコールには私がギターと弦楽四重奏のために編曲したF・ソルの「ロマネスカ」を演奏しました。この数年のアンコールの定番になっていますが。昨年はヴァイオリンとヴィオラとギターのトリオ版に編曲したものでしたが、今回はまた弦楽四重奏版でした。抒情的なメロディと弦とギターの音色の融合が大変好評で、この作品に巡り合えて弦楽とギターに書き換えてみようと思い立って生まれたレパートリーなので大切にしたいと思っています。
また来年2019年も7月6日(土)すみだトリフォニーホールでの開催が決まっています。次回の青写真もすでにあるので、また皆様に楽しんでいただけるようなプログラムを考えたいと思っています。その節はよろしくお願いいたします。